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CARNI=GRANDEUR (カーニ=グランドール)

基本データ
 性別:男  外見年齢:42歳  種族:人間
 身長:185cm  職業:元盗賊  出身地:不明
 
外見
 濃いピンク色の髪。無精ヒゲ。中心が黒く、周囲が黄色い瞳孔の赤眼。左目に縦に走る傷跡。
 右腕がなく、左手は肘から先が特殊なカギ手。 重心が後ろに歪んだ立ち方。
 
基本服装
 白襟の黒服、黒ズボン、黒革ブーツ、黒い中折れ帽を目深に被っている。
 
装備
 特殊なカギ手(左腕の肘から先。自由自在に変形する特殊な金属製で、痛覚以外の神経と繋がっている)
 
持ち物
 ・金銭
 ・酒を持ち歩いている事が多い
 
特異
 怪力。どちらかと言えば酒豪。
 背中に鷲のような羽を出現させて飛んだり、爪を鋭く伸ばすことが出来る。
 
その他
 しゃがれた低い声。酔うとどこででも寝れる。手癖が悪い。高所恐怖症。
 
経歴
 【幼少期】
 不明。

 

 【 6歳~ 】
 スラム街でスリをして生計を立てる少年グループの一員。
 その中では最も歳が若く、年上の少年らの真似をして富裕層の老婦人を標的にするも、上手くいかず
 結局は荷物運びやらの手助けをしてお駄賃を貰う事が大半だった。
 グループのリーダーの少年が捕まった事により、全員が補導され施設送りになったが、
 手助けをした事のある老夫婦の目にとまり、養子として迎え入れられた。
 
 【 9歳~ 】
 裕福な老夫婦のもとで何不自由なく暮らしていたが、
 皆で旅行に出かけた際に盗賊に襲われ、良くしてくれていた老夫婦は帰らぬ人に。
 自分の命と莫大な財産だけが残された。
 
 【17歳~】
 酒に溺れ、放浪の日々を送っていたある日、思い立ったように金で人手を集め
 盗賊団の真似ごとを始める。
 しかし襲うのは一般人ではなく、同じ盗賊のみで、着々と規模を拡大させていった。

 

 【20歳~】
 「盗賊を襲う盗賊」として名をはせ、組織からの依頼を受けて盗みを働く事もあったらしい。
 ヘンジーと言う名の肌が白く黒髪の美しい女性に惚れこんでからは、
 その女性を美しい衣装や宝石で着飾らせる事が何よりの楽しみで、盗賊業は等閑になる。
 
 【26歳~】
 盗みに失敗し、両腕を失って行き倒れていた所に魔女が現れ
 「お前の持つ宝物と引き換えに命をあげようか」と問われ、取り引きに応じる。
 一命を取り留め岐路につくと、宝石や金貨等は全て残っていたが、ヘンジーと団員達の姿はどこにもなく、
 山のような財産と両腕を失った身体だけが残された。
 
 【29歳~】
 交流のあった医師に頼み、特殊なカギ手の義手を得る。
 
 【現在】
 老夫婦に引き取られていた頃に住んでいた館を改装し、人を雇い、孤児院に。
 自身はそこに足を運ぶことは余りなく、気まぐれに訪れる程度。
 子供達には孤児院の運営者であることは知られておらず、
 「たまに来て、食べ物やプレゼントをくれるおじさん」として認識されている。
 放浪癖があり、魔女と契約を交わしてからは時空の扉に引っ掛かる事が多いため
 意図せず時狭間の世界に迷い込むこともしばしば。
  
  
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