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K+O
NIIC=LOEWEN (ニーク=ローウェン)
◆基本データ
性別:男 外見年齢:20歳 種族:鳥人
身長:178cm 職業:無職 出身地:死の森に囲まれた小さな村
◆外見
耳が隠れる程度の黒髪。目は緑色。
◆基本服装
青がかった鼠色の着物に黒い帯。冬は寒いので、黒い羽織を上から1枚。
左頬にテーピング。グレーのマフラー。
◆装備
懐に扇子。腰に和傘。小さな紫色の石がはめ込まれた指輪を通した細い鎖のネックレス。
◆特異
酒豪。怪力。
空を飛ぶときは背中に鷲の羽根らしきものが現れる。
何かとネタ的なハプニングに巻き込まれやすいのか、魔法で女の子にされてしまったり、
猫耳好きにされてしまったりと(後遺症有り)、ツいていない。
◆その他
面倒くさがり屋。何をするにも二言目には「面倒臭い。」たまに、食事を摂ることさえ面倒臭がる。
普段は、風に身を任せて空でプカーっと寝てる事が多い。
常に半目。微猫背。
好きな食べ物は肉うどん!!
◆経歴
鳥人※1の生息する「死の森※2」に四方を囲まれた小さな村で、
裕福な人間の女と、記憶を失い自分を人間だと思い込んだ鳥人の男の間に生まれる。
恵まれた環境で素直に育っていたものの、父親が成鳥したのを機に、人生は一変する。
成鳥し、化け物と化した父親は、自我を失う前に己の命を絶ち、
気を違えた母親は精神病院へ入院。病室へ通う日々が続く。
鳥人の血の混じった子供として、村人からは「化け者」「悪魔」「鬼の子」、鳥人からは
「愚か者の子」「出来損ない」と呼ばれて育ち、誰からも名前で呼ばれる事が一切なくなった。
(今でも他人に自分の名前を教えようとしないのは、その時の影響。)
ある日、病室の窓から外を眺めていた母親の体がぐらついたのを支えようとしたところ、
母親は、差し出された手を払い、怯えて飛び退いた勢いで窓から落下。死なせてしまう。
その後、口を聞けぬ幼い少女と自分の屋敷で生活を共にするが、
一人家に残している間に何者かに家に火をつけられ、助ける事が出来ずにその命を果てさせてしまう。
左頬のテーピングは、その時に負った火傷の跡を隠すためのもの。
しばらく放浪した後、遊女に拾われ遊郭の奥部屋で身を隠すように堕落した日々を過ごす。
それすら長くは続かずについに村を出、根無し草な生活を送っていた。
幻想夢現館に迷い込み、唯一心を許し、名前を教えた「鉄線(クレマチス)」と2年間生活を共にする。
しかし、時空の歪みが原因で館が消失。クリスマスの日の朝、二人は離れ離れになってしまう。
またしても放浪した末、とある町屋で火災現場に取り残された妊婦を救出。
その際にポニテ部分が見事なアフロヘアーになり、通りがかりの床屋の娘、お玉に散髪して貰ったのを
きっかけに、その隣に住む売れない絵本作家の男、膳(ぜん)の家に居候。現在に至る。
打ち解けはしたものの、名前は誰にも教えておらず、周りからは「クロさん」と呼ばれている。
今でも鉄線を探して放浪する事があり、時折、時狭間の世界に迷い込む事もある。
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◆ 用語説明 ◆
※1 鳥人(ちょうじん)
雄に限って19歳までは褐色の肌を持つ人間の姿(羽と爪を出現させることは可能)をしており、
20歳を超える頃には頭身サイズはそのままに鷲の頭と身体を持つ化け物に変化する種族。
その変化の事を鳥人達は「成鳥化」と呼んでおり、成鳥になると、それ以前の記憶は失われる。
成鳥化前、後に限らず主食は人間だか、森を出て人を襲うことを許されているのは成鳥のみ。
雌は生まれながらにして鷲の頭と身体を持つ。
また、雌は子育てをしない為、鳥人に親子・家族の概念はない
※2 死の森(しのもり)
鳥人が多く生息する森。文明開化を迎えた頃の日本と同じ文化レベルのとある村の四方を
囲むように広がっている。
「死の森」とは、その村に住む人々が付けた名前である。
一歩踏み込むと死の危険があるため、村人は外界と接する事が出来ない。
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