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K+O
妖狐である娯暮雨は、変化の術が得意です。
人間の姿に化けるのはお手の物。知り合い、動物、妖怪は勿論、岩や置物なんかにも化ける事が出来ます。
その他、「靄」や「空間」など明確な形の無いものにも変化が可能ですが、意識が散漫になり易く、
その分妖気の消費も膨大で、元に戻れなくなる危険もあるのであまり化けません。
想像力による所が大きいので、化けた動物がやけにぬいぐるみっぽかったり、お目目がキラキラしている事もあります。
妖力が少なくなったり、気が緩んだりすると途中で元の姿に戻ってしまいます。
鬼ヶ岳の鬼は、それぞれ己の能力に適した妖術の使い方をしますが、
娯暮雨の場合は主に「妖気」を練って、別のものに「変化」させて使います。
例えば、妖怪の「片車輪」をイメージした轟々と燃え盛る車輪を妖気で具現化して攻撃したり、
「ぬりかべ」をイメージした壁を妖気で具現化して、敵の攻撃を遮る事が出来ます。
これを『幻妖術(げんようじゅつ)』と呼び、使用する際は印を組む行為+詠唱が必要になります。
幻妖術は、術を行使する時間に応じて妖力が消費されます。
幻妖術とは別に、専用の赤い札を用いる『降妖術(こうようじゅつ)』があります。
こちらは、実際の妖怪を呼び出すが可能で、印を組む行為+札を投げるor掲げる+名前を呼ぶと使えます。
呼び出せるのは、契約を交わした妖怪だけです。信頼関係が強い、またはレベルの低い妖怪であれば、
印を組まずとも札を用意して名前を呼ぶだけで現れます。
その為、専用の赤い札を持っていて、使い方さえ知っていれば誰でも使う事が出来ます。
呼び出す妖怪の力量に応じて、術を使うと同時に、一気に妖力が消費されます。
能力UP効果のあるお札。
印を組む腕に貼っておけば、術の威力が増します。
薬を塗った上に貼れば、治癒効果が増大します。
札の模様は墨に鬼の血を混ぜたもので描かれており、
札そのものに妖気が宿っています。
札で鶴を折るなりして軒先に置いておけば、悪しき者
の侵入を防いだり、厄除け効果もあるのだとか。
白札
契約を交わした妖怪を呼び出す際に使うお札。
鬼ヶ岳の山奥に住んでいる『札師』と呼ばれる人物が
作っているそうです。
一度妖怪を呼び出すと、札は消えてしまいます。
赤札
(別名:降妖符)
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